合宿免許取得中でも見受けられますが、誰にでも、自己をよくみせたいという気持ちがあります。
自分だけは、他人と違う個性的な存在でありたいと思います。
だからこそ、さまざまなファッションが存在するのだし、いろんなヘアースタイルが考えられるのです。
ただ、やはりこの気持ちは、若者に強いのは事実です。
それは、若者はまだ自分に無限の可能性があり、何者にもなりうるイメージがあるのと同時に、まだ何者にもなっていないわけだから、それだけ自分を飾ったり権威づけたりしたくなるためでしょう。
スピードというのも、見栄を満足させてくれる大きなものだと思います。
スピードの恐怖に打ち勝ち、規則という上からの規制を破ることによって、自分は他とは違うと思いたいのです。
ただそれも、誰か見ていてくれる人がいなければ意味がない。
誰かに認めてもらうことが重要なのです。
だから、暴走族だって、山の中の一人も見物人のいないところでたった一人で暴走したりはしないのです。
また、若者が無謀なスピードを出す原因に無知があることも否めない。
交通法規に関する無知、自動車という走る凶器に関する無知、自分の肉体的限界や技能に関する無知などです。