成功した企業家の経歴で最も印象深く、また逆説的な事実は、彼らが絶えず失敗し挫折を味わっているということです。
後年、本田宗一郎はミシガン工科大学の大学院で講演してこう語っています。
「多くの人が成功を夢見ます。
私の考えでは成功は失敗と反省の繰返しによってのみ達成されるものです。
事実、成功はあなたの仕事の1パーセントであって、それは失敗と呼ばれる99パーセントの仕事がもたらしたものです」やはりチャンスと失敗が伴って、はじめてソニーの創業も可能でした。
井深大がこの企業を興し、独創的な発明を次々と生み出すことができたのも、彼が終身雇用の東京芝浦電気の入社試験に落ちたからにほかなりません。