80歳の女性が、肺炎で3週間も寝こんでしまった。
肺炎は治ったものの、起きあがりも自由にならない。
床ずれができるのを心配した家族が、社協にエアマットの貸し出しの依頼に来て、社協の専門員さんから保健婦に相談がいき、さらに、私に相談がきたのです。
このケースの場合、関係者の横の連絡のあったことが、彼女が生き返るかどうかを決定したといってもいい。
もし、社協の窓口が「はい、はい」とエアマットを貸し出していたら、彼女はそのまま"寝たきり老人"の一人になっていたに違いない。
老人のニーズが、窓口だけでわかるはずのないことはいうまでもない。
まず訪問すること、それも、できるだけ多人数で(といっても、他人の家に押しかけるのだから、4~5人くらいが限度だけれど)、しかも、職種の違う人が行くことが好ましい。
保健婦に社協の専門員、それにPTの私の3人がさっそく訪問する。
本人は、和室の布団に寝ています。